振り返りと旅立ち

2011年の4月、精神病院から退院する時に、家族が初めて病院に来て主治医の話を聞きました。

主治医は、くれぐれも無理をさせないこと、休養を取ることを話してくださいました。

が、

父が慣れない手つきでお皿を洗ってくれているのに、

母が「○○(私の名前)にやらせにゃ!」

嗚呼・・

こんな家族じゃ死にたくのなるのもわかるでしょう?

入院前に兄に電話して死にたいと言うと

「こっちのほうが死にたいんだよ!いちいちそんなことで電話してくんな!」

今なら、向精神薬の薬害や副作用で死にたくなることが周知されていると思いますが、

当時は「鬱は心の風邪」などという全く恐ろしい悪魔のような言葉で

向精神薬が多くの人に投与されました。

薬を飲まなかったら、私は2年ほどで回復出来ていただろうと推察します。

副作用で母乳も出ました。

体重も20kgほど増えました。

顔面の皮膚がただれ落ちました。

意識も失いました。

眼球も手足もぶるぶる震えました。

こんな脳をいじる薬を何の説明もなく、投与する医者に良心のかけらもあるとは思えません。

先程の母の話ですが、母は苦労しました。

母の弟に言わせると、あんなに優しい姉がまるで鬼にでもなったかのような話をしていました。

環境で人はかくも変わるものでしょうか。

就職して、女性の職場で働きました。

新人という理由で、若いという理由でいじめがありました。

若いから虐めるって、自分も若い時があっただろうにと不可解でした。

いじめを受けて思いました。

人は二通りある。

自分がされたからと、それを他人にする人と、教訓としてしない人。

私は後者です。

自分が受けたからこそ人にはしない。

今まで、いろんな経験をしました。

死にたいと言ったら、後輩が

「死ぬなんて言わないでください。

 不死鳥のように蘇ってください。」

家族のことで号泣する人がいる。

病に打ちのめされる人がいる。

職場、家庭の人間関係で憎しみに呑まれる人がいる。

情報やお金に支配されて身動きが取れない人がいる。

詐欺で騙された人がいる。

私は、蘇り、これから先、人が自分の魂に灯を灯すお手伝いをしていく。

これから先、多くの人と会うことでしょう。

神仏は人を助けてくれるのでしょうか?

神仏は、粒子のエネルギーですから、手でさすってはくれません。

手を差し伸べ、手でさすってくれるのは人です。

時間が無い、お金が無い、能力が無い、そんな、ないない尽くしの世界観から、

時間がある、お金がある、能力がある、そんな、あるある尽くしの世界観に変わります。

病気で四肢を失いながらも「人生に絶望無し」

中村久子さんを再度ご紹介したいと思います。

あるあるあるの詩を書いておられます。

テレビ、知ってるつもり?の動画です。

👀 Mabel Amber, who will one dayによるPixabayからの画像