息吹(いぶき)

今日は祈年祭(きねんさい、としごいのまつり)でした。

春のこの種蒔きの時期に、穀物、作物の豊穣と国や民の平穏無事を祈る神事です。

お供え物のお米を下げて、片付けようとお米に触ったら・・

神様が召し上がった後のお米は神気が宿っているのを感じました。

そして、言葉が降りて来て、それは

息吹 いぶき

神事、何かの試合、音楽の演奏会、試験、発表会など、

何か勝負の時、何かを披露する時、

それが数分~数十分であるとしても、皆、その為に何日も何日も努力して練習して、その場に挑むわけです。

そして、その勝負の場は、まるで「生きもの」

音がただの音から、数時間も弾き続けると自分が音になる感覚がする。

それは、まるで音楽と自分が一体化するかのような感覚です。

音がただの音から躍動していく、それはまるで音に命が吹き込まれたような・・

息吹 いぶき

何度も何度も練習すると息吹の瞬間がやってきます。

無機質が有機質に変化するかのような。

今年は、不要な物、悪、邪気が祓われ、多くの息吹が生まれると感じています。

Antonio Jose CespedesによるPixabayからの画像