変容・変貌

お化粧すらしなかった女性が、突然、お化粧をするようになって

夫も子供もいるのに男を作って出ていった。

そんな話を聞いたことはありませんか?

その後、残された子供がぐれてしまったというのも聞く話です。

女性として抑圧された生活、夫がいるのに、触っても抱いても愛してもくれない。

そんな悲しさを経験すると、愛をくれる人を探し求めるようになります。

それが錯覚であったとしても求めずにいられない。

国際ロマンス詐欺の被害が止まないのは、そういった女性として愛されたいのに

愛されない寂しさや悲しみがあるのでしょう。

人が欲を満たす姿は美しい。

性欲、食欲、眠欲、ひたすら本能のままに。

でも、過ぎた欲は欲ではなく破壊となります。

性は生(命、生きる)であり、聖(神秘)です。

性は愛を生み出し、生(命、生きる)を生み出すものなのに。

女性が男性に愛されるのは至上の喜びです。

それは最上級の「いいよ~」であり、生まれたこと存在全てを認め許可してくれる行為です。

でも、本当の相手ではなく、代わりの人だったら・・?

身も心も愛されないと辛いものです。

お化粧も上手になりました、セクシーな服を着て男性の視線を集めて・・

でも・・・

セックスドールを目指したわけじゃない。

本当に欲しかったものは手に入ったのでしょうか?

心から愛し合う相手に巡り合うのは難しいことでしょうか?

多くの人は妥協するのでしょうか?

そんな人を待ちわびて。

一人でも多くの女性が真の愛に巡り合えますように。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像