誰かの為に、何かの為に、全身全霊を捧げて行うことは、美徳です。
しかし、病であったり、事故であったり、誰かの御世話をしたりなどして
時間や体を思うように動かせない時があります。
そのような時に、思い出して欲しいのです。
「あなたは、生きているだけで役目を果たしている」ということを。
生きて、行動が出来ることは尊い。
生きて、行動が出来ないことも尊い。
何よりも、生きていることが尊い。
私たちは、今、この瞬間を構成する世界の一部であり、世界を支えている存在です。
あなたが生きて、ここに居るから、今、この世界が成り立っているのです。
もっともっと自分の存在する価値と重みを、命の重さを、存在の重さを感じて欲しいのです。
神様の数え方は、柱です。
一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)、三柱(みはしら)
人の数え方は、人です。
一人(ひとり)、二人(ふたり)、三人(さんにん)
あなたは、聖なる存在と合体し、力を合わせて、この世界を支えている
大切なたいせつな存在なのです。
だから、人は、生きているだけで、その役目を果たしている。
そのことを覚えていて欲しいと切に願います。
どうか、そのことを忘れないで。
あなたにこの伝言が届きますように。