最近、学問の大切さをつくづく感じます。
学問とは、躾(身を美しくする)であると共に、修身(自分の行いと心を正すこと)です。
知識とは知ることです。
対象物を知る。
例えば、昆虫、動物、海、山、宇宙など知ることによって、対象物と繋がっていくのです。
対象物を知ることは対象物と繋がること、対象物と繋がることは、真理と繋がり、宇宙原理と繋がり自分の世界を広げることになります。
外的環境が如何に困難であろうとも、学びが止まることはありません。
学びとは内なる世界だからです。
学問、これほど自分を豊かにし、自分を美しくし、自分を気高くするものがあるでしょうか。
昔は、紙が無く、竹に文章を書いていた時代もありました。
文字があること、国語があること、紙があること、鉛筆があること、消しゴムがあること。
本があること、図書館があること。
どれもこれも、先人たちが積み上げてくださった結果です。
知識や学問は、人が豊かに健やかに幸せに生きる為のものであって、疫病や戦争の為の道具ではありません。
知識、学問は人に喜びをもたらすものであって、苦しみをもたらすものではありません。
私たちはこの世界を健やかに保つ為に学問を修め、世界から疫病や戦争を消す為に戦い続けるのです。
知は力なり
これは事実ですね。
そして知識を善用するも悪用するも人次第。
だから、人は徳が必要となるのです。
天と感応し、正しき道を選ぶのです。