明鏡止水(めいきょうしすい)

水が鏡のように静寂かつ止まった状態に見えることを指します。

達人の境地、禅の境地を表す言葉でもあります。

武道を極めるにも、この明鏡止水の境地を求めます。

では、水を張って鏡のようになれば良いのかと言うと・・

洗面器でも出来るんじゃない?と思いますよね。

しかしですね、明鏡止水が起きる条件のようなものが存在すると思うのです

水溜まりのような浅い場所ではなく、水がたくさん、深く溜まる場所

嵐や風が吹いても影響されない水面

これは、理想の心の状態とも言われます。

そこに、一滴の水が滴ると・・・

音と共に水面に波動が出来ます。

rony michaudによるPixabayからの画像

これは、自分の考えという一滴が体や心に影響する様子と似ています

眠りに入る前に、明鏡止水の瞑想、想像をするのはとても深い休息をもたらすでしょう。

大きな大きな水面を想像し、水面が鏡のようになったら・・

あなたはもう自分の心を操る達人になっているかも!!

心を落ち着けたり、鎮静化する良い瞑想誘導だと思います。

静かな心で眠ったら、夢の中で神仏からのお告げを受けるかもしれません。

Cindy LeverによるPixabayからの画像