今の自分を幸せだと感じないと、過去を振り返って、
「ああすれば良かった」とか
「こちらを選んでおけば良かった」とか。
後悔を始めます。
後悔を始めると際限なく自分が出来なかったこと、うまくいかなかったことを思い出します。
それは、まるで、自分で落とし穴を掘って、落ち込むようなものです。
その迷いの森に入ってしまうと、餓鬼道や畜生道など人を引きずり込もうとする魍魎が襲ってきます。
そうなると一人で抜け出すのはなかなか困難になり、深い深い闇に落ちる感覚が出てきます。
何かが出来なかったことや、持っていないことは、そんなにいけないことでしょうか?
愛の対義語は憎しみです。
自分を否定して憎み続けるとその波動に誘われて魑魅魍魎(ちみもうりょう)がやってきて
自分に憑りつこうと虎視眈々と見ています。
出来なかった自分、うまくいかなかった自分をまるで小さな子供や赤ちゃんだと思って
「上手くいかなかったのね、よちよち」とあやしてあげましょう。
何かが出来なかった、間違ってしまった、でも
「それで良いじゃない」
そう思いませんか?
上手くいかないこと、上手くいかない自分を憎むのでは無く、
よしよしと撫でてあげて愛してあげましょう。
「それで良いじゃない」この言葉があなたにとって魔法の言葉となりますように。