この季節になると終戦記念日、お盆、戦争を思い出す季節です。
最年少の特攻は、16歳だと言う。
チベットでは、16歳の女の子が休みの後、学校に行ったら、チベット語の教科書が
消え、中国語の教科書になっており将来に絶望して焼身自決を行った。
チベットの16歳の少年僧も焼身自決を行った。
左腕には、チベットに自由をと書き記して。
彼らは、ガソリンを飲んで我が身に火を放つ。
なぜか?
たったひとつの抗議方法だからです。
武器を奪われ、国語を奪われ、人を奪われ、領土を奪われた。
日本が敗戦した後、戦勝国による日本兵に対しての壮絶なリンチが行われた。
これに抗議するため、将校達は、自決をした。
自殺ではなく、自決と私が言う理由です。
チベットでは、焼身自決を行うとすぐに遺体が連れさられ、一族郎党が姿を消すという。
(逮捕の後の行方は不明となる)
今日も、この瞬間、拷問、強制労働、痛ましい自決が、この世界で行われている。
戦争は過去のものでは無く、今でも言論の自由を奪われ日本人は生きている。
それでも、国語があり領土があり民がいる。
たくさんの御霊(みたま)を思う時、自分に出来ることは何だろうか。
どうしたら、誰かを救うことが出来るのだろうか。
探っていくと、ひとつしかありません。
今、この時、この瞬間を、熱く生きること。
心を尽くして自分の熱を感じて生きること。
そのエネルギーと波動が過酷な状況を過ごした魂を救うと信じたい。
慰霊もとても大切なことです。
でも、その時だけ、何か行事の時だけ何かをするのではなく、
常に何かをすることが肝要ではなかろうか。
それは、絶えることなく、生きるというこの瞬間を御霊に捧げること。
自分が懸命に生きることが、すべての御霊を救うと私は信じている。
Kohji AsakawaによるPixabayからの画像