祈り

嗚呼、今日も泣いてる人がいる、拷問を受けている人がいる、

痛みに苦しむ人がいる、悲しみに暮れる人がいる、

飢えてひもじい思いをしている人がいる。

神仏の力や不思議な力、霊力は、この辺を漂っているだけだから

だから、誰かが祈らないと助けを求める人に、その力は行くことが出来ないのです。

誰かが祈ることで、その祈りがまるで飛行機や船みたいな乗り物となって、

力を運び、送り届けることが出来るのです。

例えば、風は人にとっては、ただの風ですが、風力発電のプロペラを通すと

人が使える電力に変換される。

目に見えないけれど、風力がプロペラによって電力に変換されるように、

神仏の力も目に見えないけれど、誰かの祈りによって助けの力となって

その人の元に贈られる。

だから、私は今日も祈ろう。

その祈りが、より大きく、より強く力を運ぶ乗り物となるように。

届け!届け!

天の力よ、地の力よ、神の力よ、仏の力よ、救済を待つ人々の所へ。

Christoph SchützによるPixabayからの画像